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スケールアップの化学工学 ものづくりの課題解決に向けて

著:山口 由岐夫
編:化学工学会

電子版

内容紹介

機能材料などの“ものづくり”では、望みの性能を実現するために、材料の構造をプロセスにより細かく制御する必要がある。しかし、材料に求められる微細構造は、ラボ実験スケールからスケールアップしたとたんに制御が難しくなる。スケールアップに伴う課題の多くは、非線形性や非平衡性に依存しており、古典的な化学工学だけでは解決できない。本書では、スケールアップの課題に立ち向かうために重要な構造形成の学理を、古典的な化学工学が前提としてきた平衡論や速度論に加えて、非平衡相変化の視点から丁寧に解説した。さらに、演習問題を活用することで、より実践的に学ぶことができる。 “ものづくり”で悩む技術者や研究者、“ものづくり”の道を目指す学生にぜひとも役立てていただきたい。

JP-eコード:62130387100010000000
出版社:丸善出版
コンテンツ公開日:2019年05月24日