はじめに/I 八年間のインタビュー/1 〈三歳の隆さん〉神を語る──一九八九年六月/(1) インタビューの前に/(2) インタビュー/字が読めなくても困らないよ/夜。こわくはないよ、でもね/はじめて食べるものっておいしい/男は父が生み、女は母が生む/神様の素顔は/神と悪魔は仲がいい/人間でよかった/(3) インタビューを終えて/2 〈四歳の隆さん〉仕事を語る──一九九〇年五月/(1) インタビューの前に/(2) インタビュー/パン屋さんじゃなくてレストラン/ん、インドだよ/隆の好きなものだよ/作るのめんどうくさいもんね/好きなお仕事はお金もうかる?/(3) インタビューを終えて/3 〈五歳の隆さん〉迷えるときを語る──一九九一年六月/(1) インタビューの前に/(2) インタビュー/お昼寝がいやだ/おとうさん、前、約束したでしょ/泣いてる場合じゃないって思った/遊んでる場合じゃないって思ったもの/(3) インタビューを終えて/4 〈六歳の隆さん〉保育園を語る──一九九二年六月/(1) インタビューの前に/(2) インタビュー/えーと誰だっけ?/雨の日も散歩/でも、ぼくは代表だし/先生に言いに行った/うん。でも、順番に言った/子どもがかしこくなるところ/(3) インタビューを終えて/5 〈七歳の隆さん〉お金を語る──一九九三年六月/(1) インタビューの前に/(2) インタビュー/どうしてたった四三〇〇円しかもらえないの?/それじゃあ、うちと同じだよ/でもJリーグが始まったから/あまり買わない。ぼく、ためてるもん/もうあきちゃったんだって/だって、子どもってすぐボールなくすじゃん/おとうさん、来年もやろうね、ウッシッシ/(3) インタビューを終えて/6 〈八歳の隆さん〉スポーツを語る──一九九四年六月/(1) インタビューの前に/(2) インタビュー/ゴールの前にはたいていキーパーが三人くらいいる/水曜日は「チャレンジタイム」だからだめ/クラスの子はトリピーばかりだからつまんない/大きい子が「オフサイド!」って言うからわかる/ぼくはゴールのシュゴジンだよ/秋山いなくなっちゃったもんね/うーん、痛くない方がいい/一人でどこまでも歩いて行ってみたい/(3) インタビューを終えて/7 〈九歳の隆さん〉教科書を語る──一九九五年六月/(1) インタビューの前に/(2) インタビュー/うん、あげるほう。しかも指されやすい体質/今はマル読みの方が多い/紙芝居の絵一枚になるくらいの長さが大きい段落ひとつぶん/道徳は心の授業だから/おひなさまのあられの形/「あぶらかたぶらぁ!」のほうが言いやすくていいと思う/そうじゃなくて。八〇円のジュースはないの/それって四年生を馬鹿にしてない?/漫画をふやす!/(3) インタビューを終えて
他