ちくま新書
四国遍路の世界
著:愛媛大学四国遍路・世界の巡礼研究センター
電子版
内容紹介
近年ブームとなっている四国遍路。四国八十八ヶ所の成立、遍路日記などの記録、古代から現在に至る歴史的変遷、古典文学での描かれ方、外国人遍路を含めた現在の人気、世界各地の巡礼との比較など、さまざまな視点から読みとく15講。四国遍路はなぜ時を超えて人々を魅了してきたのか? 最新の研究をまとめた入門書。
目次
第1講 四国八十八ヶ所の成立 川岡勉/第2講 四国遍路と古典文学 西耕生/第3講 江戸時代の遍路日記に見る四国 胡光/第4講 江戸時代の遍路統制 井上淳/第5講 道標石から見た四国遍路 今村賢司/第6講 四国遍路と女人禁制 森正康/第7講 四国遍路と明治維新 中川未来/第8講 弘法大師空海と四国遍路開創伝承 大本敬久/第9講 納経帳・般若心経・白衣 寺内浩/第10講 俳句・文学から見る近現代の四国遍路 青木亮人/第11講 四国遍路と外国人 モートン常慈/第12講 現代における四国遍路の諸様相 竹川郁雄/第13講 アジアの巡礼 高橋弘臣/第14講 イスラームの巡礼 安田慎/第15講 ヨーロッパの巡礼 山川廣
JP-eコード:480E0000000003474000
。出版社:筑摩書房
。コンテンツ公開日:2020年04月17日。