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中米の知られざる風土病「シャーガス病」克服への道 貧困の村を襲う昆虫サシガメの駆除に挑んだ国際プロジェクト

著:橋本謙

電子版

内容紹介

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カメムシの仲間のサシガメが媒介する風土病「シャーガス病」。この虫は粗末な藁葺き土壁家屋に棲みつき人を刺し、神経細胞を侵して心臓を肥大させ死に至らしめる。本書は、中米でこの虫サシガメの駆除に取り組んだ日本の科学者と青年海外協力隊員が展開した「シャーガス病対策プロジェクト」の奮闘の物語である。

【目次】
●はしがき


●プロローグ 一世紀前に発見されたシャーガス病


●第1章 シャーガス病は「貧困の病」


●第2章 プロジェクト前史:媒介虫の棲みかをつきとめよ


●第3章 サシガメを退治せよ:発展期2000~2007年


●第4章 低下した感染リスクを維持する仕組みづくり:自立期2008~2011年


●第5章 サシガメ対策の成果


●第6章 人がつながり、人が育つ


●第7章 感染中断の国際認定と今後の展望


●エピローグ プロジェクトで育った人たちのそれから


●あとがき


●文献・資料リスト/略語一覧

JP-eコード:478BG438370065100000
出版社:ダイヤモンド社
コンテンツ公開日:2020年07月31日
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