ヘンテコ関数雑記帳
著:佐々木浩宣
電子版
内容紹介
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高校や大学教養課程の教科書に登場する関数たちは、何回でも微分でき、積分も可能なものばかりだ。関数はこのようにお行儀の良いものばかりなのか? 否、教養課程の教科書に載らない「ヘンテコな関数」の方がずっとずっとたくさん生息しているのだ。
このようなヘンテコたちは、数学史のターニングポイントを演じたり、様々な専門分野への橋渡しも担っている。
本書は「ヘンテコで刺激的な関数」を寄せ集めたカタログである。関数たちが織り成す信じがたい現象をきっかけに、現代解析学への扉を開く一冊である。
目次
第I部 変な関数・初級編
1章 高木の関数
2章 悪魔の階段
3章 C1級遥かなり
4章 ―脱線― 昆虫と悪戯書き
5章 解析的でないC∞級関数
6章 隆起関数
7章 sin sin sin・・・
8章 無理数の悪戯
第II部 変な関数・中級編と少しだけ上級編
9章 ランベルトのW関数
10章 ビックリ
11章 ―脱線― 10と3の矢印と巨大な数たち
12章 強烈にお行儀の良い関数
13章 ハメルの関数
第III部 補足
14章 解析学「超」斜め読み
文献紹介と,あとがきに代えて
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。出版社:共立出版
。コンテンツ公開日:2022年10月20日
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