出版社を探す

文春e-book

沖縄有事 ウクライナ、台湾、そして日本――戦争の世界地図を読み解く

著:牧野愛博

電子版

内容紹介

安全保障の鉄則は「最悪のケース」を想定することだ。

ロシアのウクライナ侵攻前に、専門家の多くは、「ウクライナ全土への侵攻は、軍事的に見て、あまりにも無謀すぎる」と語っていた。しかし、プーチンはウクライナ全土へ侵攻したではないか。
今、中国の台湾侵攻についても、「中国は台湾を無傷で手に入れたいはずだ。敢えて戦争は仕掛けないだろう」という言説が主流である。
本当にそうだろうか。
もし、中国の台湾侵攻が起きたとき、日本も戦場にならないとは言い切れない。
「中国が日米を巻き込むはずがない」というのは、あくまで私たちの願望に過ぎない。
今や、起こらないはずの戦争が起こる時代なのだ。
習近平の中国がやって来たとき、日本に備えはあるのか。

JP-eコード:1639168500000000000Q
出版社:文藝春秋
コンテンツ公開日:2023年04月11日