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眞晝の海への旅

著:辻 邦生
朗読:星祐樹

オーディオブック

内容紹介

海を愛する若者が生の歓びを求め、ブリガンティン型帆船<大いなる(グローセル・)眞晝(ミッタ-タ)>号に乗り込んで船出をする。「無一物主義」という哲学思想をもつベルナールを船長に、フランソワ、ターナー、ケイン、女性のファビアン、そして日本人の私など11人のクルーは、ヨーロッパから日本を経由して、一路、太平洋へと航海を続ける。やがて、南太平洋に入ると、荒れ狂う颶風(ぐふう)圏に突入していく中、嵐のさなかに恐るべき事件が起きてしまう。帆船の船内は、さながら芝居の劇場のように複雑な人間関係が入り組んで、それは悲劇への序章にふさわしい舞台だった。辻作品らしい“詩とロマンの薫り”に満ち溢れた長編小説。

目次

第一章 帆と波と風の対話【1】
第一章 帆と波と風の対話【2】
第一章 帆と波と風の対話【3】
第一章 帆と波と風の対話【4】
第一章 帆と波と風の対話【5】
第一章 帆と波と風の対話【6】
第一章 帆と波と風の対話【7】
第二章 航路を南へとれ【1】
第二章 航路を南へとれ【2】
第二章 航路を南へとれ【3】
第二章 航路を南へとれ【4】
第二章 航路を南へとれ【5】
第二章 航路を南へとれ【6】
第二章 航路を南へとれ【7】
第二章 航路を南へとれ【8】
第三章 シレーヌたちの合唱【1】
第三章 シレーヌたちの合唱【2】
第三章 シレーヌたちの合唱【3】
第三章 シレーヌたちの合唱【4】
第三章 シレーヌたちの合唱【5】
第三章 シレーヌたちの合唱【6】
第三章 シレーヌたちの合唱【7】
第四章 聖なるものの海【1】
第四章 聖なるものの海【2】
第四章 聖なるものの海【3】
第四章 聖なるものの海【4】
第四章 聖なるものの海【5】
第四章 聖なるものの海【6】
第四章 聖なるものの海【7】
第四章 聖なるものの海【8】
第五章 眞晝の来るとき【1】
第五章 眞晝の来るとき【2】
第五章 眞晝の来るとき【3】
第五章 眞晝の来るとき【4】
第五章 眞晝の来るとき【5】
第五章 眞晝の来るとき【6】
第五章 眞晝の来るとき【7】
第五章 眞晝の来るとき【8】
第五章 眞晝の来るとき【9】
第五章 眞晝の来るとき【10】
第五章 眞晝の来るとき【11】
第五章 眞晝の来るとき【12】
終章 短いエピローグ

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出版社:小学館
コンテンツ公開日:2023年05月10日