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講談社学術文庫

相楽総三とその同志

著:長谷川伸

電子版

内容紹介

作家・長谷川伸は幕末の「赤報隊」隊長・相良総三の軌跡を追い、草莽の志士たちの生死をたどることで「歴史」というものの姿をあらわしました。明治維新について記された書物はあまたありますが、その叙述の志の高さにおいて本書をこえるものはまずないでしょう。軽薄で声高な「改革史観」がはびこりつつある昨今、「偽官軍」の悲劇をあますところなく描いた本書がふたたび多くの読者に迎えられることを切望します。(講談社学術文庫)

目次

自 序 木村亀太郎泣血記 江戸の薩摩屋敷 栃木宿の戦闘 出流岩船の戦い 八王子・相州荻野山中の変 薩邸焼討の朝 江戸湾の海戦 上陸組の生死 赤報隊の進軍 志士殺戮の前 信州追分の戦争 桜井常五郎捕わる 相楽総三の刑死 是非千載の死 解 説  野口武彦

JP-eコード:0629228000100011000S
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2015年03月27日