講談社学術文庫
江戸の食空間――屋台から日本料理へ
著:大久保洋子
電子版
内容紹介
盛り場に、辻々に、縁日に、百万都市江戸を埋め尽くしたファストフード屋台から、てんぷら、すし、そばは生まれた。庶民の愛した江戸前の味、意外に質素な将軍の食卓、調味料や嗜好品がもたらした食の発展、初鰹狂奏曲、料理茶屋の番付や料理書が出版されるグルメブーム、そして究極の料理茶屋「八百善」――。多彩で華麗な江戸の食空間を読み解く。
目次
プロローグ 第一章 江戸のファストフードのにぎわい 第二章 江戸の味の誕生 第三章 将軍の食卓、町人の食卓 第四章 大江戸グルメブーム 第五章 究極の料理茶屋、八百善 第六章 日本料理の完成 エピローグ 参考文献 あとがき
JP-eコード:0629214200100011000R
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2016年12月02日。