講談社現代新書
高層建築物の世界史
著:大澤昭彦
電子版
内容紹介
高層建築物は、時の為政者の権力や自己顕示欲、富を象徴する一方で、ランドマークとして人々に親しまれる存在でありました。同時に、その都市のスカイラインや景観をつくってきました。高層建築物は、いわば人類が歩んできた軌跡を象徴するモニュメントと言えるのではないでしょうか。世界で、日本で、どんな高層建築物が、どのように建てられてきたのか。そして、なぜ人類は高層建築物を希求してきたのかを探ります。
目次
はじめに 第一章 神々をまつる巨大建造物──紀元前三〇〇〇年頃~紀元後五世紀頃 第二章 塔の時代──五~一五世紀 第三章 秩序ある高さと都市景観の時代──一五~一九世紀 第四章 超高層都市の誕生──一九世紀末~二〇世紀半ば 第五章 超高層ビルとタワーの時代──一九五〇~一九七〇年代 第六章 高層建築物の現在──一九九〇年代~現在 終 章 高層建築物の意味を考える おわりに 参考文献
JP-eコード:0628830100100011000T
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2017年01月20日。