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講談社現代新書

カフェと日本人

著:高井尚之

電子版

内容紹介

大正・昭和の「カフェー」とAKB48の類似点って? なぜ名古屋人は喫茶好き? 210年前にコーヒーを飲んだ「人気文化人」といえば? 100年以上営業している国内最古の喫茶店はどこ? 「音楽系喫茶」と「特殊喫茶」がたどった経緯とは? あなたにとって「カフェの存在」とは? 日本初の喫茶店から、欲望に応えてきた特殊喫茶、スタバ、いま話題の「サードウェーブ」までの変遷をたどった、日本のカフェ文化論。(講談社現代新書)

目次

はじめに──スタバが開国した「女性向けコーヒー」 第一章 カフェの誕生 一杯いくらなら出す?/そもそも「ブレンド」ってなに?/「カフェラテ」「カプチーノ」と「カフェオレ」の違い/人類とコーヒーとの出合い/二一〇年前にコーヒーを飲んだ人気文化人/“日本初”の喫茶店はビリヤードつき/一〇〇年以上続く現存最古の喫茶店/一時代を築いた「大正ロマン」と「昭和レトロ」/戦後に庶民化した「ハイカラな味」/他 第二章 日本独自の進化を遂げたカフェ・喫茶店 店の「基本性能」と「付加価値」/文壇バーならぬ文壇カフェ/「談話室滝沢」があった時代/菊池寛も愛用した文化人のサロン/“ノマドワーカー”の味方/日本のカフェ文化を代表する「モーニング」/終電を逃した人の救世主/名曲喫茶・シャンソン喫茶・ジャズ喫茶・歌声喫茶・ゴーゴー喫茶/AKB48との類似点/美人喫茶からメイドカフェへ/他 第三章 なぜ名古屋人は喫茶好きなのか ほか

JP-eコード:0628828700100011000R
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2014年11月28日