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講談社現代新書

認知症を知る

著:飯島裕一

電子版

内容紹介

著者は、30年近く認知症を取材してきた、日本を代表する医療記者です。数年前、実母が認知症を発病し、患者家族の立場にもなりました。そこで気づいたことや実感したことも織り交ぜながら、認知症について、できる限りわかりやすく語った本です。発症、受診、検査、告知、アルツハイマー病をはじめとする認知症のさまざまな病気、介護。そして、糖尿病との関係など予防の最新情報。「いまの認知症のすべて」がわかる本です。(講談社現代新書)

目次

はじめに 第1章 母の発病──そして要介護5へ  夜中に玄関で転倒、怪我/大学病院で軽度認知障害と診断される/【コラム1】MCI(軽度認知障害)とは/介護保険認定を申請/病気との意識はないが、物忘れには薄々気付いている/症状が進み、身体機能も低下/施設に入所、介護度は最高ランクに/母を見ていると 第2章 早期受診の大切さ  1──何か変だ、どこかおかしい   加齢による物忘れと認知症の物忘れの違い/【コラム2】記憶にはいろいろな種類がある/周囲の人が気を付けたい変化  2──病院の選び方   どの病院に行くのがよいのか?/受診を納得させるための工夫と心遣い 第3章 ところで認知症とは?  記憶や認知機能が低下、日常生活に支障/【コラム3】65歳以上の28パーセントが認知症か認知症予備群/ためらわずに受診を/認知症を引き起こす疾患/見逃すな、治療可能な認知症/認知症は遺伝するのか?/他 第4章 検査と診断、告知の難しさ  1──検査と診断 他 第5章 認知症にはさまざまな病気がある  1──アルツハイマー病 ほか

JP-eコード:0628826900100011000V
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2014年07月25日