ブルーバックス
世界はなぜ月をめざすのか 月面に立つための知識と戦略
著:佐伯和人
電子版
内容紹介
アメリカのアポロ計画が終了してから40年余――その間、人類は月に行っていません。人々のあいだにはいつしか「いまさら月になど行く必要はない」という認識さえ広まってきています。しかし、それは月での優位を独占しようとするアメリカの広報戦略にはまっているにすぎません。じつは世界ではいま、アメリカ、中国、ロシアなどを中心に、月の探査・開発をめぐって激しい競争が水面下で始まっています。30~40年後には、月面基地が完成するともみられているのです。世界はなぜ月をめざすのか? その答えが、本書にはあります。(ブルーバックス・2014年8月刊)
目次
はじめに 序章 月探査のブーム、ふたたび到来! 第1章 人類の次のフロンティアは月である 第2章 今夜の月が違って見えるはなし 第3章 月がわかる「8つの地形」を見にいこう 第4章 これだけは知っておきたい「月科学の基礎知識」 第5章 「かぐや」があげた画期的な成果 第6章 月の「資源」をどう利用するか 第7章 「月以前」「月以後」のフロンティア 第8章 今後の月科学の大発見を予想する 第9章 宇宙開発における日本の役割とは 終章 月と地球と人類の未来 あとがき 付録1 月科学者の卵のための補足説明 付録2 月の地図
JP-eコード:0625787800100011000C
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2015年04月24日。