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秘録・日韓1兆円資金

著:小倉和夫

電子版

内容紹介

 元韓国大使の回想が明らかにする驚愕の現代史! 1兆円を日本からむしり取った韓国の交渉は、いかに傲岸不遜で、かつ貪欲だったか!? 瀬島龍三、中曾根康弘、竹下登、渡辺美智雄、安倍晋太郎など、現在よりもずっと骨太だった国士たちが、全斗煥政権の異常な圧力を受け止め、外交官たちが必死に国益を守った交渉の舞台裏を全公開――そこでわかることは、韓国民族は必ず、竹島の次は対馬を要求してくるということだ!!

目次

まえがき──日韓関係の「隠された部分」に光を 第一章 軍事政権の要求  電報に記された驚愕の内容  軍事クーデターで生まれた政権と日本は  「日韓関係見直し論」  金大中事件の余波、鈴木内閣の体質  韓国側からの唐突な要請の中身  飯倉公館での反撃  他 第二章 日韓に横たわる深い溝  外相会談、再び  韓国政府の面子  韓国側の硬直的な態度の背景  当惑する日本政府  他 第三章 外相たちの「哲学」  荒れる外相会談  割って入る小姑こそ憎い  「冷めた」夕食会  深夜の帝国ホテルで  日韓両大臣に残った凝り  韓国外相の我田引水  他 第四章 韓国の「克日」  四つの次元の会議  経済企画庁長官同士の会談で  金額ばかりいう韓国外相  韓国の「非礼」  園田外相試案の中身  他 第五章 全斗煥と瀬島龍三  内閣改造で日本は  非公式ルートの始動  裏舞台に登場した人物  韓国の大人気ない態度に対し日本は  中所得国の韓国になぜ援助を  他 第六章 偽造されかけた親書  韓国が固執した借款とは  全大統領と直接話し合える大物特使  他 第七章 「最終案」の行方 ほか

JP-eコード:0621814900100011000U
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2013年04月05日