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吉川英治歴史時代文庫

新書太閤記

新書太閤記(三)

著:吉川英治

電子版

内容紹介

桶狭間の大勝は、尾張に信長あり、と武名は喧伝されたが、天下統一へは第一歩を踏み出したにすぎない。次なる目標は、美濃の攻略である。その拠点ともなるべき洲股。濃尾の国境をながれる天然の要害の地に、織田軍団の足場をつくりたい。これが信長の渇望であった。だが言うは易く、工事は至難。重臣、みな反対である。時に藤吉郎ひとり、賛成論をブッた。当然、大命は藤吉郎に。

JP-eコード:0619652400100011000L
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2002年09月13日