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講談社文庫

日本の中の朝鮮文化

日本の中の朝鮮文化(7)

著:金達寿

電子版

内容紹介

五世紀頃の南部朝鮮に栄えた加耶諸国から渡来した文化は、古代日本の中部地方に入って、さまざまな展開をみせる。伊豆の三嶋大社祭神、甲斐・信濃地域にひろがる古墳群、渥美半島に居住した秦・漢氏族など、それぞれの故事来歴を調べるにつれ、伝播の道筋がはっきりしてくる。踏査紀行シリーズの7冊目!

目次

まえがき 伊豆・駿河・遠江 伊豆山から下田へ 三嶋大社の祭神 「枯野船」と猪名部 御穂神社・三保の松原 清水から静岡市へ 駿河・遠江の秦氏族 新羅神社をたずねて 甲 斐 渡来人の概況 都留郡都留の地 唐土明神と白鬚神社 和紙の里・西島へ 横根の積石塚古墳群 天狗山と大宮七社明神 駒井から若神子へ 登美と曾根丘陵 信 濃 望月の牧と高良社 善光寺をめぐって 森将軍塚古墳まで 治田から篠ノ井へ 信濃における高句麗 麻績・坂井村にて 桜ケ丘古墳の天冠 犬甘・田河・須々岐 諏訪から岡谷へ 伊那の古社と古墳 三河・尾張 新城の旗頭山古墳群 豊橋の羽田八幡宮 渥美半島の秦・漢氏族 熱田神宮と尾張氏 「せともの」と白山 続「せともの」と白山 飛騨・美濃 古川の数河獅子舞 国府町から白川郷へ 金神社と新羅神社 長良川をさかのぼる 不破・席田氏と南宮大社 あとがき

JP-eコード:0618447400100011000I
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2001年11月09日