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講談社学術文庫

中世ヨーロッパの歴史

著:堀越孝一

電子版

内容紹介

ヨーロッパとは何か。その成立にキリスト教が果たした役割とは――。ケルト的なるもの、ローマ的なるものに加えゲルマン的、東方的、ノルマン的、イスラム的等々、多様な要素を混和してヨーロッパは形成された。地中海古代世界を脱けだし、森林と原野の内陸部に繰り広げられたヨーロッパ世界創造のドラマを「中世人」の視点で鮮やかに描く中世通史。

目次

はじめに 第一章 掠奪のエウロペ 第二章 フランクの平和 第三章 冬の時代 第四章 甦る春 第五章 ヨーロッパの成立 第六章 十二世紀中世──感性と知性の景色 第七章 新生のヨーロッパ社会 第八章 王国の経営 第九章 展開の十三世紀 第十章 黒死病以後 第十一章 王と諸侯 おわりに あとがき──学術文庫版刊行に寄せて 参考文献 年 表 写真提供および図版参考資料 地 図

JP-eコード:0615976300100011000J
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2016年12月16日