わたしが少女型ロボットだったころ
著:石川宏千花
電子版
内容紹介
わたしは、ロボットだった。
人間じゃなくて、ロボットだった。
そのことを、わたしはすっかり忘れて生きてきた。
きっと、忘れたまま生活するようにプログラミングされていたんだと思う。
だけど、思い出してしまった。
本当に突然、ふっと。(本文より)
自分がロボットであると認識し、食べることをやめた少女と、彼女を理解しようとする少年。
ゆらぎ、見失いそうになる自分の形を見つけるための物語。
JP-eコード:03727280000000000000
。出版社:偕成社
。コンテンツ公開日:2020年04月30日。