出版社を探す

新編 日本古典文学全集 63

室町物語草子集

校注・訳:大島 建彦
校注・訳:渡 浩一

紙版

内容紹介

昔話の源流、不思議で心躍る中世庶民のファンタジーを原典で読む!

室町物語は絵本や絵巻、また寺社での絵解きを通じて、中世後期の庶民に愛された物語群をいいまs。作品には数点の絵を含み、素朴で親しみやすい語り口で、内容は現在のおとぎ話のルーツにあたるものから、昔話、伝説、寺社の縁起まで、さまざまなものがあります。 信濃の片田舎に住む破天荒な不精者ものくさ太郎は、実は美男で和歌の名人、しかも恋の駆け引きも……という「ものくさ太郎」。源頼光と四天王の凄惨な鬼退治を、迫力満点の絵とともに描く「酒伝童子絵」。そのほか「文正草子」「御曹司島渡」「猿源氏草紙」「橋立の本地」「和泉式部」「一寸法師」「浦島の太郎」「磯崎」「熊野本地絵巻」「中将姫本地」「長宝寺よみがへりの草紙」という13作品を、バランスよく収録しました。

ISBN:9784096580639
出版社:小学館
判型:菊判変
ページ数:506ページ
定価:4267円(本体)
発行年月日:2002年09月
発売日:2002年08月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DNT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ