うつをなおそう!
犬から学ぶ、人生が楽しくなる方法
著:ベヴ・エイズベット
訳:入江 真佐子
紙版
内容紹介
オーストラリアで大変話題になったうつを治す本。著者はオーストラリア在住で、イラストレーター、作家、カウンセラーと多彩な活動で知られる。自分自身がパニック障害とうつを経験したことから、現代生活の最大の困難の一つといえる「うつ」から人を助けるために、その経験、知恵、学んだことを提供したのが本書である。多くの共感を呼び、発刊後はすぐベストセラーにランキングされた。本書では、うつを黒い犬に見立てて、各章ごとに病気の解決策を読者に問いかけていく。黒い犬・ブラッキーと反対に、何でも明るく考える犬・ハッピーがストレスに苦しまないための心の鍛え方を教える。必要以上に自分を責めるブラッキーは、おどおどしたり、自分を無能だと思ったりすることが一番問題だと教える。ブラッキーにとりつかれたらどうするか。明るいマンガで展開する本書は、読んで楽しく役に立つ。うつに悩む人、自分を責めてしまいがちな人にお勧めの一冊。
目次
[1]黒い犬の存在を認める――うつになるとき [2]黒い犬がやってくるとき――うつの症状 [3]ノミ、毛玉、そして泥だらけの足跡――うつの影響 [4]黒い犬の飼い主――うつはどこからやって来た? [5]だめな犬だな!――自尊心とうつ [6]犬に骨をあげる――考えることとうつ [7]訓練開始(犬のボスになる)――うつを再評価する [8]とってこい!――回復めざして [9]病院に行く――専門家の手を借りる [10]ブラック・ドッグとブラック・ホール――希望も何もないように思えるとき [11]新しい秘訣――うつを治して生きていくために