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日経文庫

インパクト投資入門

著:須藤 奈応

紙版

内容紹介

■インパクト投資とは、「金銭的なリターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的・環境的インパクトを生み出すことを意図して行われる投資」のことです(グローバル・インパクト・インベスティング・ネットワークによる定義)。
■本書は、インパクト投資を初めて学ぶ方を対象にした入門書です。「何だか地球や社会に良さそうだけど、一体何のことだろう?どのようにして行われているのだろう?」「自分の仕事にはどう関係するのだろう?」「今までのESGやCSRと何が違うの?」といった疑問に答えていきます。
本書は以下7つの問いに答えていくかたちで解説します。
1:インパクト投資とは何か?
2:なぜ今インパクト投資は本格化しているのか?
3:インパクト投資の市場規模は?結局、リターンがあるのか?
4:どのようにインパクトを測るのか?
5:どのようなインパクト企業があるのか?
6: どのような投資家がどのように課題解決に貢献しているのか?
7:インパクト企業にとっての企業の成長の形とは?

目次

第1章 インパクト投資とは何か

第2章 インパクト投資市場の規模は? リターンを生み出しているのか

第3章 インパクト投資がなぜ今、本格化しているのか

第4章 どのようにしてインパクト測定・マネジメントが行われているのか

第5章 どのような投資家がどのように課題解決に貢献しているのか

第6章 どのようなインパクト企業があるのか

第7章 インパクト企業にとっての企業成長の形とは?

参考資料 インパクト投資に関する関係機関一覧

著者略歴

著:須藤 奈応
2005年、東京証券取引所(現日本取引所グループ)に入社し、適時開示に係る業務に従事。ペンシルベニア大学ウォートン校へMBA留学中、シンガポールの社会的証券取引所を支援。現在はアメリカを拠点にGSG国内諮問委員会や一般財団法人社会変革推進財団などにてインパクト投資に関する調査研究に従事。海外のインパクト投資動向を日本語で解説するニュースレターImpactShareにて執筆活動に取り組む。

ISBN:9784532114435
出版社:日経BP 日本経済新聞出版本部
判型:新書
ページ数:230ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2021年11月
発売日:2021年11月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFF