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野ばらの村の物語シリーズ 4

野ばらの村の雪まつり

著:ジル・バークレム
訳:こみや ゆう

紙版

内容紹介

野ばらの村に大雪が降りました。こんなに雪が降ったのを見たことがないトードフラックス家の子供たちは大騒ぎです。そんな中、森ねずみ男爵とアップルおじさんは、野ばらの村の伝統にのっとり、「雪まつり」を開催することにしました。きりかぶぐらの外に積もった深い雪溜まりに、アイスホールが掘られ、野ばらの村の台所では、ご馳走をつくるためにみんなが働きました。アイスホールには小川の土手からツチボタルたちが連れてこられ、ステージは楽団のためにヒイラギの木で飾られました。いよいよ雪まつりの準備は万端!ねずみたちは自分たちの仕事を終えると、着替えるために家へ帰って行きました。

そしてパーティ用の華やかな衣装に身を包んだネズミたちがアイスホールを訪れ、バジルのバイオリンに合わせて、雪まつりのダンスパーティが始まりました、食べて、飲んで、踊ってのダンスパーティは真夜中まで続き、子供たちがベッドへ送られた後、大人たちはますます激しく躍りました。そして皆、眠たくなってよたよたと雪のトンネルを通り、ベッドへ潜り込みました。外ではまた雪が降り始めていました。

著者略歴

著:ジル・バークレム
ジル・バークレム(1951-2017)
1951年、イギリス・エセックス州エピングの森の近くで生まれ、自然
に囲まれた幼少期を過ごす。13歳の時に網膜剥離を患い、スケッチや
読書に没頭するようになる。ロンドンのセント・マーチンズ美術学院に
通うなかで、「野ばらの村」の世界観が生まれ、1980年に最初の4冊が
シリーズとして出版。その後、13 ヶ国語に翻訳され世界的な大ヒット
となる。1982年、ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞 。
訳:こみや ゆう
こみや ゆう(1974-)
東京都に生まれる。2004 年より東京 · 阿佐ヶ谷で家庭文庫『このあの文庫』を主宰。主な訳書に 『イワンの馬鹿』(アノニマ・スタジオ)『テディ・ロビンソン』シリーズ(岩波書店)『しょうぼうしのくまさ ん』(福音館書店)『ごめんなさい!だいじょうぶ!』(出版ワークス)など多数。

ISBN:9784907108809
出版社:出版ワークス
判型:AB
ページ数:32ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2021年11月
発売日:2021年11月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA