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ディープラーニングAIはどのように学習し、推論しているのか

著:立山 秀利
編:日経ソフトウエア

紙版

内容紹介

「近い将来、ディープラーニングの仕組みは一般常識の1つになる」と言っても、決して大げさな話ではないでしょう。

本書は、ディープラーニングの仕組みを基礎から解説した、初心者向けの書籍です。本書のタイトルにある「ディープラーニングAI」とは、ディープラーニングという手法を用いたAIを指します。

「ディープラーニングは一体どんな仕組みなのか?」
「なぜそんなに賢いのか?」
「今までのAIの手法と何が違うのか?」

そうした疑問に、本書は丁寧に答えようと企画されました。

エンジニアを目指す学生のみならず、一般社会人にとっても、「ディープラーニングの“はじめの一歩”」となる内容となっています。


【本書の特徴】

●ディープラーニングの処理の“全体の流れ”を把握できる
ディープラーニングを用いたAIプログラムが、どのような処理の流れで学習/推論をしているのかが理解できます。
この「どのように処理をしていくのか」という“全体の流れ”を誰にでもわかりやすく丁寧に解説しているのが本書の最大の特徴です。

●処理の仕組みが図解でわかりやすい
図解を多用し、ディープラーニングAIがどのようにして学習/推論をしているのかを、ひと目で理解できる構成にしています。
「画像認識AI」と「自然言語処理AI」の仕組みについて、特に丁寧に図解しています。

●処理の仕組みを実現するコードの意味がわかる
図解した処理の仕組みが、どのようなコードで実現されているのかが理解できます。
図解を理解したあとならば、プログラミング未経験の方でもコードの意味を大まかに把握でき、処理のポイントがわかるでしょう。
本書では、「画像認識AI」と「自然言語処理AI」のプログラムをとりあげています。
また、理解の補助のため、Pythonプログラミングの基礎文法講座を巻末に設けました。

●中学レベルの数学で理解できる
ディープラーニングの基礎を多くの方に理解していただくため、高度な数学の知識や難解な数式は一切登場させないようにしました。
中学レベルの数学の知識範囲だけで、ディープラーニングの仕組みの基礎を、極力具体的に解説しています。
どうぞ多くの方にディープラーニングの基礎を理解していただければと思います。

目次

1章 AIとは? ディープラーニングとは?
2章 PythonでAI開発環境を構築
3章 ディープラーニングの基礎となる仕組み
4章 ニューラルネットワークの構造と推論の仕組み
5章 ニューラルネットワークの学習
6章 ディープラーニングによる画像認識の仕組み
7章 画像認識AIのコードの意味を理解する
8章 自然言語処理の仕組み
9章 自然言語処理のプログラミングを体験しよう

Python基礎講座

ISBN:9784296110377
出版社:日経BP
判型:A5
ページ数:292ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2021年11月
発売日:2021年11月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UD