マッコルラン・コレクション
黄色い笑い/悪意
著:ピエール・マッコルラン
訳:中村佳子
訳:永田千奈
紙版
内容紹介
翻訳文学を求める熱心な編集者に告げておく。ピエール・マッコルランは、現代に復活させてしかるべき作家である。マッコルランを出す勇気と機略のある編集者がいたら、私はそのひとに敬意を表するだろう。——澁澤龍彦
アントナン・アルトー、レイモン・クノー、ボリス・ヴィアンらも熱愛してやまなかったフランスの小説家ピエール・マッコルラン。
奇妙で、ファンタスティックで、ユーモアに溢れるその傑作を集大成した、本邦初の3冊本選集がついに刊行。
第1回配本は、奇妙な笑い病のパンデミックがこの世を滅亡させる、世界終末論的疫病小説『黄色い笑い』。マルセル・シュネデールがマッコルランの最高傑作と絶賛したマンドラゴラ幻想小説『悪意』。長編2編を収録。ともに本邦初訳。
ISBN:9784336072559
。出版社:国書刊行会
。判型:4-6
。ページ数:290ページ
。定価:4200円(本体)
。発行年月日:2021年10月
。発売日:2021年10月26日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。