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中公文庫 た56-3

酔人・田辺茂一伝

著:立川 談志

紙版

内容紹介

若き日の立川談志が「人生の師匠」と慕った紀伊國屋書店創業者・田辺茂一。戦後の新宿文化をつくり上げた実業家、そして「夜の市長」と呼ばれた粋人とのユニークな師弟関係を、芸人・文士らとの華やかな交友関係とともに懐古する。家元流の観察眼が光る昭和人物列伝であり、毒舌のうちに故人への愛惜がにじむ名エッセイ。〈解説〉高田文夫

著者略歴

著:立川 談志
立川談志

一九三六年東京生まれ。五二年に高校を中退して五代目柳家小さんに入門。芸名小よし、小ゑんを経て、六三年立川談志を襲名、真打昇進。七一年参議院議員に当選、沖縄開発庁政務次官等を務める。八三年、落語協会を脱退し、落語立川流を創設、家元となる。著書に『現代落語論』『談志楽屋噺』『新釈落語噺』など多数。二〇一一年没。

ISBN:9784122071278
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:296ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB