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はっけん! どこでも だいしぜん 3

ナナフシのからだ どうしてながいの?

11種のながーい虫に会いにいこう

絵:北窓 優太
著:かんちく たかこ
監:奥山 清市

紙版

内容紹介

昆虫たちのながーい体には、わけがある。

昆虫の世界に入りこんだ子どもたち。体のどこかが長い虫たちと出会います。ちょっと変わった姿で隠れたり、泳いだり、ジャンプしたり……。おもしろい形には、じつはそれぞれ役割があったのです。子どもたちと一緒に探検しながら、昆虫の体の秘密にせまってみませんか? 読んだらきっと、昆虫の進化が気になってくるはずです。

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・「はっけん!どこでも だいしぜん」シリーズでは、幼児絵本や教科書などで目にする機会の多い身近な生き物を導入に、不思議で驚きに満ちた自然や生き物の暮らしを紹介します。気づきがあれば(はっけん!)、身近な場所でも(どこでも)、広く深く自然を感じることができます(だいしぜん)。

・シリーズ3作目『ナナフシのからだ どうしてながいの?』では、体と足が長い独特な形が人気の「ナナフシ」をスタートに、体のどこかが長い11種の虫が登場。長い体をどのように役立てているのか、イラストとやさしい文章で紹介します。

・道ばたや公園など、身近な場所でも観察することができる、11種類のながーい虫が登場します。

・ナナフシの体が長い理由は、物語を通して学ぶことができます。

・巻末に収録した「こん虫のかたち いろいろ」では、本のなかに登場する虫を、本当の大きさで掲載しました。特徴的な体の形を紹介します。また、「こん虫のからだ」では、昆虫の体のつくりを詳しく説明します。口や目、羽、頭、体ごとに、イラストを交えて、さまざまな形と役割をわかりやすく紹介しました。本書を読んだお子さんの疑問に答えるときの参考になります。

著者略歴

絵:北窓 優太
小さい頃は山が遊び場で、ヤモリやカブトムシやザリガニなどさまざまな生き物が仲間でした。植木の産地で多様な植物にふれながら育ち、大人になってからは南アフリカの旅で野生動物たちと出会いました。これまで出会ってきた生き物たちにはみんな、「空と宇宙の間のグラデーション」のような、自然が生み出す美しい色や形やデザインがあり、そんな世界のおもしろさに魅せられながら、今はイラストやデザインで、さまざまなジャンルに携わっています。本書ははじめての絵本制作となります。
著:かんちく たかこ
しぜんのふしぎさ、おもしろさを伝えようと、本をつくっています。林や森、山の中、道ばたや公園の植えこみ、ベランダの植木ばちの中、いろいろなところにいる小さな生きものを見つけるのがだいすきです。おもな著書は『かくれているよ 海のなか』『すずめのまる』『ほうさんちゅう ちいさな ふしぎな 生きもののかたち』(アリス館)、『くらべて よもう どうぶつの赤ちゃん(全3巻)』(あかね書房)、『鳥になった恐竜の図鑑』(学研プラス)、『つくりかたがよくわかる お料理教室(全5巻)』(岩崎書店)など。
監:奥山 清市
1970年山形県生まれ。1995年より伊丹市昆虫館に勤務し、2012年から同館館長。多様性豊かな昆虫たちをパートナーに、子どもから大人まで楽しくわかりやすく、自然のもつ「不思議」「驚き」「笑い」「癒し」「学び」を伝えるための活動を行っている。著書に『くらべてわかる甲虫 1062種』(山と溪谷社)、「日本の昆虫1400①②』(文一総合出版)などがある。

ISBN:9784829990087
出版社:文一総合出版
判型:AB
ページ数:32ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YNN
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PSVA2