ちくま学芸文庫 ス-26-1
レストランの誕生
パリと現代グルメ文化
著:レベッカ・L・スパング
訳:小林 正巳
紙版
内容紹介
革命前、突如パリに現れたレストラン。なぜ生まれ、なぜ人気のスポットとなったのか? その秘密を膨大な史料から複合的に描き出す。解説 関口涼子===フランス革命期に突如パリの街に出現した「レストラン」。はじめそれは体力を回復させる一杯のブイヨンを意味し、後に今日同様、美食を愉しむ場を示す言葉となった。瞬く間に人気のスポットとなったが、フランスには食堂や宿屋など、外食のできる店が以前から存在していた。なぜレストランだけがもてはやされたのか? その発端はレストランの「発明者」シャントワゾーによる広告戦略にあった――。膨大な史料からレストラン誕生の瞬間を活写し、レストランが社会に受け入れられ、やがて社会を変える存在になるまでを詳細に描く。ヨーロッパ食文化史の一大傑作。 解説 関口涼子===食卓の上のフランス革命物語は一杯のブイヨンから始まった===
ISBN:9784480510761
。出版社:筑摩書房
。判型:文庫
。ページ数:592ページ
。定価:1900円(本体)
。発行年月日:2021年10月
。発売日:2021年10月11日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC。