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ちくま文庫 ひ-21-13

文豪怪談ライバルズ!

編:東 雅夫

紙版

内容紹介

この世ならざるものの象徴として古今の物語に現れ続ける存在、鬼――。彼らをめぐる名作が集結! 新機軸の文豪×怪談アンソロジー、待望の第二弾。人の世に光がある限り、「鬼」は必ず現れ続ける。喰らい、奪い、時に魅惑する異形の者たち。幾千年の月夜を駆け抜け、現代に、そして未来へも向かう──。恐ろしくも妖艶な至高の短篇がここに集結。新機軸怪談傑作選!【収録作家】泉鏡花/高田衛/上田秋成(円地文子訳)/京極夏彦/福永武彦/坂東眞砂子/田辺聖子/三橋一夫/北村透谷/小松左京/倉橋由美子/中井英夫/手塚治虫異形の饗宴!鬼だけが集う珠玉のアンソロジー、誕生。【目次】泉鏡花「鬼の角」高田衛「月の夜の鬼たち」上田秋成/円地文子訳「青頭巾」京極夏彦「鬼情──上田秋成 雨月物語・青頭巾より」福永武彦「鬼」坂東眞砂子「鬼に喰われた女」田辺聖子「水に溶ける鬼」三橋一夫「鬼の末裔」北村透谷「松島に於て芭蕉翁を読む」小松左京「黄色い泉」倉橋由美子「安達ケ原の鬼」中井英夫「黒塚」手塚治虫「安達が原」編者解説 

目次

泉鏡花「鬼の角」高田衛「月の夜の鬼たち」上田秋成/円地文子訳「青頭巾」京極夏彦「鬼情──上田秋成 雨月物語・青頭巾より」福永武彦「鬼」坂東眞砂子「鬼に喰われた女」田辺聖子「水に溶ける鬼」三橋一夫「鬼の末裔」北村透谷「松島に於て芭蕉翁を読む」小松左京「黄色い泉」倉橋由美子「安達ケ原の鬼」中井英夫「黒塚」手塚治虫「安達が原」編者解説 

著者略歴

編:東 雅夫
東 雅夫(ひがし・まさお)1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。「幻想文学」「幽」編集長を歴任。ちくま文庫「文豪怪談傑作選」シリーズはじめ編纂・監修書多数。著書に『遠野物語と怪談の時代』(日本推理作家協会賞受賞)『百物語の怪談史』『文豪たちの怪談ライブ』、編纂書に「ゴシック文学入門」「ゴシック文学神髄」「文豪ノ怪談ジュニア・セレクション」「平成怪奇小説傑作集」「赤江瀑アラベスク」の各シリーズ、監修書に「怪談えほん」シリーズなどがある。

ISBN:9784480437723
出版社:筑摩書房
判型:文庫
ページ数:384ページ
定価:1100円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ