角川文庫
日本アパッチ族
著:小松 左京
紙版
内容紹介
会社の上司の鼻をひっぱったために懲戒免職。さらに三か月以内に就職しなかったとして、失業罪で逮捕、追放の判決を受けた木田福一。
砲兵工廠跡地に追放された彼は、餓死寸前で野犬に食われそうになっていたところを、アパッチ族に助けられた。
赤銅色の肌を持ち、鉄を主食としているアパッチ族。木田は、彼らの一員となり、謎に包まれた生体と生き様について、記録していく。
初の長編にして最高傑作の呼び声高い記念碑的作品!
目次
【目 次】
まえがき
第一章 追 放
第二章 アパッチ族の中で
第三章 衝 突
第四章 アパッチ脱出す
第五章 アパッチ、進出す
第六章 政府乗り出す
第七章 動乱への序曲
第八章 大アパッチ戦争
エピローグ
解 説 小松実盛