出版社を探す

講談社現代新書

倭国 古代国家への道

著:古市 晃

紙版

内容紹介

「万世一系」の天皇を頂くとされる「日本」の起源はどこに求めるべきなのか。複数の王統が大王位を目指し競合していた時代が終わり、唯一の系統が大王の地位を独占するに至るプロセスを、これまであまり注目されていなかった史料から読み解く、スリリングな「倭国形成史」。

目次

序章
第1章 5・6世紀の王宮を探る
第2章 王とはどのような存在か
第3章 5世紀の中央支配勢力 ゆるやかな連合関係
第4章 中央支配権力と地域社会 瀬戸内沿岸を中心に
第5章 播磨国風土記の歴史世界
終章  新王統の成立と支配制度の誕生

著者略歴

著:古市 晃
古市 晃(ふるいち あきら)
1970年生まれ。岡山大学文学部卒業。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程退学。現在、神戸大学大学院人文学研究科教授。
著書に『日本古代王権の支配論理』、『国家形成期の王宮と地域社会』(ともに塙書房)がある。

ISBN:9784065257913
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:288ページ
定価:1100円(本体)
発行年月日:2021年09月
発売日:2021年09月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ