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災害情報

東日本大震災からの教訓

著:関谷 直也

紙版

内容紹介

阪神淡路大震災以後,日本では,東日本大震災,御嶽山の噴火,九州北部豪雨,北海道胆振東部地震,台風19号など自然災害が毎年のように猛威を振るってきた.本書は,災害時にますます必要不可欠となってきた情報について,社会心理学の観点から分析し,災害情報の未来を見通す画期的な論考.

目次

はじめに

I 避難と心理
第1章 防災対策の陥穽
第2章 東日本大震災における避難手段と避難場所
第3章 東日本大震災における避難実態
第4章 避難行動
第5章 避難と認知バイアス

Ⅱ 集合現象
第6章 不安と自粛
第7章 災害流言
第8章 パニック
第9章 買いだめとモノ不足
第10章 帰宅困難者問題

Ⅲ メディア
第11章 災害報道
第12章 災害と広告
第13章 災害と広報・PR
第14章 災害とデジタルサイネージ
第15章 災害とソーシャルメディア

Ⅳ 情報
第16章 災害情報システムと安否情報
第17章 地震災害と情報・避難
第18章 火山噴火と情報・避難
第19章 気象災害と情報・避難
第20章 災害文化と防災教育,コミュニケーション

おわりに

著者略歴

著:関谷 直也
東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター准教授

ISBN:9784130561266
出版社:東京大学出版会
判型:A5
ページ数:640ページ
定価:5400円(本体)
発行年月日:2021年09月
発売日:2021年09月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS