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扶桑社ミステリー

ベイジルの戦争

著:スティーヴン・ハンター
訳:公手 成幸

紙版

内容紹介

巨匠ハンターが描く傑作エスピオナージュ 

ナチス占領下のパリで幻の写本を追う
英国人エージェント、ベイジルの活躍! 
虚々実々の諜報戦。敵中突破の秘策とは――?


第二次世界大戦を舞台とする傑出したスパイ・スリラー。
ベイジル・セントフローリアンは、かの時代のジェームズ・ボンドだ。
――ネルソン・デミル

歴史のディテールに細心の注意を払った、巧妙で魅惑的な物語。
――ランシング・ステート・ジャーナル紙


ベイジル・セントフローリアン。英国陸軍
特殊作戦執行部所属。無類の酒好き、女好
き。だが任務に当たらせれば並ぶ者のない
凄腕のエージェントだ。その日も女優と逢
瀬を楽しんでいたベイジルは急遽招集され、
ナチス支配下に置かれたパリへの潜入命令
を受ける。任務は、とある暗号が秘められ
た聖職者の写本を複写すること。それは、
暗号解析の責任者アラン・チューリングが、
対独情報戦の要と捉えているものだった。
巨匠ハンターの筆が冴えわたる、戦時スパ
イ・スリラーの傑作!(解説・寶村信二)

著者略歴

著:スティーヴン・ハンター
1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。
68年ノースウェスタン大学卒業。
71年ボルティモアサン紙に入社。
書評担当などを経て映画批評担当になる。
96年ワシントンポスト紙に転じ、
映画批評部門のチーフとなる。
2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞。

ISBN:9784594088224
出版社:扶桑社
判型:文庫
ページ数:304ページ
定価:1050円(本体)
発行年月日:2021年08月
発売日:2021年08月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB