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「強い日本」をつくる論理思考

著:デービッド・アトキンソン
著:竹中 平蔵

紙版

内容紹介

中小企業の生産性革命、経済成長戦略――
やるべきことはハッキリとみえている!

経済評論家 高橋洋一氏激賞!
「世界標準の国へ、ホンネが満載の本。だから彼らは嫌われる。私みたいに!?」

日本を強くする13の論点
1、コロナ禍で見えた日本社会の「病理」
2、マスコミが作る不健全な世論
3、誰が経済成長を妨げているのか
4、世界に遅れをとる日本の高等教育
5、リカレント教育の充実を図れ
6、郵政民営化は失敗だったか
7、中小企業の生産性はもっと上げられる
8、「中小企業を守れ」のどこが間違いか
9、日本のコーポレート・ガバナンスの問題点
10、第四次産業革命、成功のカギとは
11、デジタル庁に期待すること
12、観光戦略に必要なのはマーケティングの視点
13、政府主導の政策決定を取り戻せ

目次

第1章 政府のコロナ対策、何が問題か
第2章 日本の経済成長に求められるもの
第3章 改革は中途半端でなく、徹底的に
第4章 日本に欠けている「競争戦略」の視点
第5章 AI、デジタル庁の可能性
第6章 霞が関にもの申す!

著者略歴

著:デービッド・アトキンソン
小西美術工藝社社長
1965年イギリス生まれ。日本在住31年。オックスフォード大学「日本学」専攻。裏千家茶名「宗真」拝受。
1992年ゴールドマン・サックス入社。金融調査室長として日本の不良債権の実態を暴くレポートを発表し、注目を集める。2006年に共同出資者となるが、マネーゲームを達観するに至り2007年に退社。2009年創立300年余りの国宝・重要文化財の補修を手掛ける小西美術工藝社に入社、2011年同社会長兼社長に就任。2017年から日本政府観光局特別顧問を務める。
『新・日本構造改革論 デービッド・アトキンソン自伝』(飛鳥新社)、『日本人の勝算』『デービッド・アトキンソン 新・観光立国論』(山本七平賞、不動産協会賞受賞)『新・生産性立国論』(いずれも東洋経済新報社)など著書多数。2016年に『財界』「経営者賞」、2017年に「日英協会賞」受賞。
著:竹中 平蔵
1951年、和歌山県和歌山市生まれ。一橋大学経済学部卒業後、1973年日本開発銀行入行。1981年に退職後、大蔵省財政金融研究室主任研究官、ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを経て、2001年より小泉内閣で経済財政政策担当大臣、郵政民営化担当大臣などを歴任。

現在、慶應義塾大学名誉教授、世界経済フォーラム(ダボス会議)理事などを務める。博士(経済学)。ほか公益社団法人日本経済研究センター研究顧問、アカデミーヒルズ理事長、株式会社パソナグループ取締役会長、オリックス株式会社社外取締役、SBIホールディング株式会社社外取締役などを兼職。

著書に『考えることこそ教養である』(クロスメディア・パブリッシング)、『ポストコロナの「日本改造計画」 デジタル資本主義で強者となるビジョン』(PHP新書)、『偉人たちの経済政策』 (角川新書)、『この制御不能な時代を生き抜く経済学』(講談社+α新書)など多数。

ISBN:9784828423159
出版社:ビジネス社
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2021年08月
発売日:2021年08月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB