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実業之日本社文庫

少女たちは夜歩く

著:宇佐美 まこと

紙版

内容紹介

この魔界に迷い込んだら逃げられない!



少女失踪、めくるめく悪夢…

まさかの真相にあなたは絶句する――



全読者震撼のホラーミステリー!



その魔界の罠にはまったのは

少女だけではなかった――



ここは青い夜露に濡れた甘い匂いの土の国――

狂気の恋に落ちた女子高生、奇妙な絵の修復を依頼された女、不治の病に侵された男、

謎のケモノと少年、死んだ人間が見える女……

都市の真ん中の城山の周辺で不可解な悲劇に見舞われる人々。

森の魔界にからめとられ悪夢を見た彼らに救いの時は訪れるのか――

驚愕の真相に戦慄する傑作ホラーミステリー!

目次

【目次】

はじまりのおわり

宵闇・毘沙門坂

猫を抱く女

繭の中

ぼくの友だち

七一一号室

酔芙蓉

白い花が散る

夜のトロイ

おわりのはじまり

解説・東 雅夫

著者略歴

著:宇佐美 まこと
1957年愛媛県生まれ。2006年「るんびにの子供」で第1回『幽』怪談文学賞短編部門大賞を受賞しデビュー。2017年『愚者の毒』で第70回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門を受賞。作品に『入らずの森』『角の生えた帽子』『死はすぐそこの影の中』『熟れた月』『骨を弔う』などがある。

ISBN:9784408556772
出版社:実業之日本社
判型:文庫
ページ数:336ページ
定価:740円(本体)
発行年月日:2021年08月
発売日:2021年08月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ