内容紹介
第54回野間児童文芸賞受賞作『岬のマヨイガ』(柏葉幸子・作)が、2021年夏、ついに劇場版アニメに! 声の主演は芦田愛菜さん。
居場所を失った17歳の少女がたどり着いたのは海の見える古民家“マヨイガ”。それは、訪れた人をもてなす、ふしぎな伝説の家だった。
血のつながりがない新しい家族たちとの、ふしぎだけどあたたかい共同生活が、いま始まる――。
目次
一 避難所を後に
二 不思議な家?
三 三人の暮らし
四 マヨイガ?
五 いろいろの始まり
六 狐舞い
七 四の窯のひみつ
八 ついに現れた
九 お地蔵様
十 大きくなるあいつ
十一 時が来た
十二 桜のように
著者略歴
著:森川 成美
1957年、東京都生まれ。大分市で育つ。東京大学法学部卒業。「季節風」同人。2009年、「アオダイショウの日々」で第18回小川未明文学賞優秀賞。『マレスケの虹』(小峰書店)で第43回日本児童文芸家協会賞。他の著書に、『はなの街オペラ』『さよ 十二歳の刺客』(ともに、くもん出版)、『闇に光る妖魔 アサギのよぶ声』(偕成社)、「小説 小学生のヒミツ」シリーズ(講談社KK文庫)などがある。
原案:柏葉 幸子
1953年、岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。『霧のむこうのふしぎな町』(講談社)で第15回講談社児童文学新人賞、第9回日本児童文学者協会新人賞を受賞。『ミラクル・ファミリー』(講談社)で第45回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。『牡丹さんの不思議な毎日』(あかね書房)で第54回産経児童出版文化賞大賞を受賞。『つづきの図書館』(講談社)で第59回小学館児童出版文化賞を受賞。『岬のマヨイガ』(講談社)で第54回野間児童文芸賞受賞。ほかの著書に、『ぼくと母さんのキャラバン』(講談社)、「竜が呼んだ娘」シリーズ(朝日学生新聞社)など。
著:吉田 玲子
脚本家。広島県出身。主な作品に『猫の恩返し』『けいおん!』『ガールズ&パンツァー』『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』など。東京アニメアワードフェスティバル アニメ・オブ・ザ・イヤー部門 脚本・オリジナル原作賞を2014年、2017年、2021年に受賞。
ISBN:9784065246283
。出版社:講談社
。判型:新書
。ページ数:224ページ
。定価:680円(本体)
。発行年月日:2021年08月
。発売日:2021年08月04日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ。