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日本のいきものビジュアルガイド はっけん! オオサンショウウオ

写真:関 慎太郎
編著:AZ Relief
編著:桑原 一司

紙版

内容紹介

おとなも、子どもも、親子でも楽しめる!
広く、深く、おもしろく、
国指定の特別天然記念物、オオサンショウウオの謎に迫るビジュアルガイド。

体の特徴、1年間の暮らし、人間との関わりや文化・歴史など、豊富な写真とともに国の特別天然記念物であるオオサンショウウオの秘密に迫る。研究者からのメッセージや自由研究のすすめ、オオサンショウウオに会える水族館や保護活動についても紹介。

【本書のポイント】
●興味深いオオサンショウウオの暮らしの模様を写真で紹介する巻頭ビジュアル。
●オオサンショウウオの体の特徴的な部位をクローズアップ写真とともに解説。
●世界的にも珍しいオオサンショウウオの仲間をすべて紹介。
●四季のある日本で、オオサンショウウオが1年を通してどのように過ごしているのか、写真とともに紹介。
●オオサンショウウオの飼育繁殖に関する取り組みを掲載。
●オオサンショウウオについてのディープな疑問をQ&Aで解説。
●人間とのかかわりや文化・歴史についても紹介。
●オオサンショウウオの研究者からのメッセージや、河川調査や飼育施設などへの聞き取り調査について記載した「自由研究のすすめ」を収録。
●オオサンショウウオに会える施設や保護活動を行っている団体を紹介。
●小学校低学年からでも読みやすい、総ルビ仕様。

目次

巻頭ビジュアル
オオサンショウウオとは
オオサンショウウオの発見と進化の謎
クローズアップ
オオサンショウウオ図鑑
オオサンショウウオの春夏秋冬
国の宝を飼うということ オオサンショウウオ飼育繁殖の取り組み
とことんオオサンショウウオ
・オオサンショウウオQ&A/
・今、起こっていること
・文化・歴史の中のオオサンショウウオ
・研究者からのメッセージ
・自由研究のすすめ
・オオサンショウウオの保全団体や保護施設
・オオサンショウウオに会える水族館・施設
・用語解説
・参考文献

著者略歴

写真:関 慎太郎
【写真】関 慎太郎
自然写真家、日本両棲類研究所・展示飼育部長、AZ Relief代表。1972年兵庫県生まれ。身近な生物の生態写真撮影がライフワーク。滋賀県や京都府の水族館の立ち上げに関わる。著書に『日本のいきものビジュアルガイド はっけん! ニホンヤモリ』『日本のいきものビジュアルガイド はっけん! ニホンイシガメ』『世界 温帯域の淡水魚図鑑』『野外観察のための日本産両生類図鑑』(いずれも緑書房)『うまれたよ! ヘビ』『うまれたよ! トカゲ』(ともに岩崎書店)『減っているってほんと!? 日本カエル探検記』(少年写真新聞社)など多数。
編著:AZ Relief
【編著者】AZ Relief
Aは水族館(Aquarium)、Zは動物園(Zoo)。AZ Reliefはそれらについて、隅から隅まで(A to Z)、いろいろな形で関わろうという専門家の集まり。AとZのちょうど真ん中のM(Museum=博物館)の関係者も参加している。専門家の力を結集してプロの技術を提供し、動物の飼育や研究だけでなく、教育やフィールド活動、人と人・動物と人のつながりを作るための支援も行う。
編著:桑原 一司
【編著者】桑原 一司
1949年愛媛県生まれ。広島大学大学院国際協研究科 博士課程修了、学術博士 。1973年広島市安佐動物公園に勤務 。飼育技師としてトラや水鳥を飼育。オオサンショウウオの調査研究に携わり、2004年に栃本武良前日本ハンザキ研究所長らと日本オオサンショウウオの会を設立。2012年、副園長にて安佐動物公園を退職。退職後は、広島女学院大学非常勤講師や広島大学客員教授を経て、現在に至る。子どもの頃から、自然が大好き。花でも石でもなんでも好きな道楽者。オオサンショウウオだけは余所見なしの47年間の友だち。

ISBN:9784895317511
出版社:緑書房
判型:A5
ページ数:160ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2021年07月
発売日:2021年07月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YRDC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNN
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:PSV