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中公新書 2651

政界再編

離合集散の30年から何を学ぶか

著:山本 健太郎

紙版

内容紹介

1993年に細川政権が発足し、日本政治は政界再編の時代に突入した。非自民勢力の結集は新進党で一度失敗するが、二度の合流で拡大した民主党が2009年に政権交代を果たす。しかし政権が崩壊すると民主党は四分五裂し、「第三極」も浮沈が激しく「一強多弱」に陥っている。大同団結しなければ選挙に勝てず、政党が膨らめば路線対立が激化する――ジレンマを乗り越え、政権交代可能な政党政治を実現する道を示す。

著者略歴

著:山本 健太郎
山本健太郎

1978年、神戸市生まれ。2009年、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了。東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)、北海学園大学法学部講師、同准教授を経て同教授。著書に『政党間移動と政党システム:日本における「政界再編」の研究』(木鐸社、2010年)。

ISBN:9784121026514
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:256ページ
定価:840円(本体)
発行年月日:2021年07月
発売日:2021年07月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JP
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:NH