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おさかなちゃん

改訳新版 おさかなちゃんの あのね、ママ

おともだち

著:ヒド・ファン・ヘネヒテン
著:古藤ゆず

紙版

内容紹介

「あのね、ママ」…ちっちゃなおさかなちゃんがおはなしします。おさかなちゃんに、おともだちができたんですって! 黒背景に美しく映える色彩にこどもはじ~っ! 大好評だった旧版の文や構成、発色などをさらにパワーアップさせた新版です。



★★ こどもが喜ぶひみつがいっぱい! おさかなちゃんシリーズ★★

『おさかなちゃん』シリーズは、こどもが自分から「これ読んで~! 」と持ってくると大評判。小さな試みが積み重なって、ゆるくて優しい絵本が生まれました。

1 ほどよいサイズ!
⇒ こどもの視野にぴったり!

2 厚くてじょうぶなページ!
⇒ 小さな手でもめくりやすい厚みのページ。角が丸くなっているのも安心です!

3 ページの表面をコーティング!
⇒ 汚れてもさっとふけるし、絵や文字の発色もあざやかです!

4 新発想の黒い海!
⇒ 白いおさかなちゃんがぱっと目に入り、ページごとの色の変化もひと目でわかります!

5 ちっちゃなおさかなちゃん
⇒ 海の中のだれよりも小さく、あどけない存在。背中の虹色もほんのりです!

6 ユニークな海の仲間たち!
⇒ 名前はおさかなちゃんが命名。似ている子がいても、巻ごとに別の子です!

7 擬態語や擬音を大きくゆかいに!
⇒ 「くにゃ~くにゃにゃ」「つんつくつんつく」「ひららー」など、楽しい言葉が目にとびこみます。感じたままに声に出すだけで、大ウケ!

8 本文にも大小のメリハリが!
⇒ 大きな字のところは特に気持ちをこめると、読み聞かせじょうずに!

9 短めの1文! こども目線の内容!
⇒ こどもが理解しやすい2~3文節が基本。内容もこどもの思考にこだわっています!

10 わずか10見開き!
⇒ こどもの集中力が続く長さと構成です!


★★ 物語の一部をためし読み ★★

ぷく ぷく ぷく…
ひろ~い ひろ~い うみの なかの おはなしです。

「あのね、ママ」
ちっちゃな おさかなちゃんが いいました。

おさかなちゃんね、おともだち できたよ!
ほら、ひょこたん。
ひょこたん

くにゃ~ くにゃにゃ
あのね、ママ。
くにゃにゃもね、おともだち。

ぐるりーな
ぐるりーなもね、おともだち。
ぐるりと まわって ちょん。

つんつく つんつく つんつく…


…つづきは本を読んでくださいね。
おさかなちゃんのお友だち、この後も続々登場します。

目次

1. こどもの視線をひきつける、かわいい表紙
⇒ 内容の説明や、世界のママ・パパの声など、解説要素の多い外カバーは、読み聞かせるときにははずしましょう。そうすると、シンプルでかわいい表紙が登場します。

2. あわがぷくぷくのぼる、海の中の絵の見返し
⇒ 黒い背景に、こどもの大好きな「まぁるい形」のあわがいっぱいです。「ぷく? ぷくぷくぷく~!」と調子をつけて、音を楽しんだり、カラフルなあわを指さしながら「い~ち、に~ぃ、さ~ん…」と数を数えたり、「これはピンク、これはみどり、じゃあ…これは?」と、色を声に出して教えたり。いろいろ遊べる見開きページが、おはなしの最初と最後にあります。

3. ちっちゃなおさかなちゃんが主人公の物語
⇒ わずか8見開きの、ほのぼのストーリーです。ページごとに色が変わる、美しい絵。海の、おちゃめな仲間たち。声に出して読むと、読み手まで楽しい気分になる、リズミカルで短い文章…。ちいさなこどもがきゃっきゃっと喜び、自然に心が育っていく内容です。

4. おまけの物語をつたえる裏表紙
⇒ 本をとじたあとも大事な余韻。おさかなちゃんがママに「おさかなちゃんね…」とおはなししているシーンです。

著者略歴

著:ヒド・ファン・ヘネヒテン
ヒド・ファン・へネヒテン【絵】
1957年、ベルギー生まれ。モルの美術学校で、絵、グラフィックアート、写真を学ぶ。1998年に絵本『Rikki』で「ハッセルト市国際イラストレーター賞」を受賞。さらに最高の児童図書の挿絵画家に贈られる「最優秀児童図書リーダーズ・ダイジェスト賞」や、オランダで「今年の絵本」に選ばれた。
著書に、『おむつのなか、みせてみせて!』『だ~れだ?』(パイ インターナショナル)など。多数のベストセラー作品は、世界40か国以上で翻訳出版されており、ベルギーではもちろん、世界中で愛されている。
『おさかなちゃん』シリーズの原作である『Klein wit visje』シリーズは25言語以上に翻訳されている。その中でも、登場キャラの顔や色の変更、文や構成のアレンジなどをプラスした日本語版は、売上部数ダントツトップを誇っている。
著:古藤ゆず
古藤ゆず【翻案】
出版社で編集の仕事を経て独立。乳幼児向けの本の企画、執筆を手がける。
65万部超の『おさかなちゃん』シリーズ、大人気『うさぎちゃんのねるまええほん』シリーズ(Gakken)で翻案を担当。『おさかなちゃん』シリーズの「改訳新版」では、原作の絵や文の魅力や読者ママパパの声を改めて研究し「旧版」とはひと味ちがう表現をつむぎだしている。
★★古藤ゆず氏よりメッセージ★★
うちの3人のこどもたちも、ちいさいころは「あのね、ママ!」と競いあうようにおしゃべりしてきたものでした。だっこしたり、ひざにのせていたのがどんどん大きくなって…。いつかは、お友だちと元気にかけだしていくわが子。だからこそ、親子でくっついて絵本を読む、今だけのしあわせな時間を楽しんでほしい、と願います。また、わが子がお友だちとふれあって、どんどん世界を広げていくことは、ママやパパの大きな喜びでもありますよね。この絵本を読んだこどもが「おともだちって、たのしい!」と感じられるようにと、思いをこめて、1文1文言葉を練りました。近い将来、お友だちと遊ぶ日を楽しみに何度も読んでほしい1冊です。

ISBN:9784052054327
出版社:学研プラス
判型:B5変
ページ数:20ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2021年07月
発売日:2021年07月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA