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悦文庫

お屋敷の未亡人

著:葉月奏太

紙版

内容紹介

淋しくて……身体が……。
喪服を脱がすと、黒い下着姿が現れた。女は内腿をもじもじと擦り合わせ――。

ウォーターサーバーの会社で働く健斗は、丘の上に建つ洋館にひとりで暮らす未亡人の黒い噂を耳にした。配達でたびたび訪れていたが、出迎えてくれる未亡人の夏穂は、淑やかで物静かな女性だった。しかし、ときおり見せる淋しそうな笑顔が気になって、健斗はどうしようもなく惹かれていた。ある夏の日、目眩で倒れた夏穂を介抱したところ、そのお礼にと夕飯をご馳走になることに。いつしか彼女の瞳は潤み、妖艶な表情になって、健斗の手を握る。息を乱しながらも恥じらいを忘れない未亡人の姿に、男の欲望は一瞬で燃えあがってしまい……。夏穂の悪評を晴らそうと、健斗は立ちあがるが――。

著者略歴

著:葉月奏太
葉月奏太 はづき そうた
1969年、神奈川県横浜市生まれ。サラリーマン生活を経て、2011年に『蜜会 濡れる未亡人』(竹書房ラブロマン文庫)で長編官能デビュー。14年『二階堂家の兄嫁』(双葉文庫)で「21世紀最強の官能小説大賞」優秀賞を受賞。

ISBN:9784781619934
出版社:イースト・プレス
判型:文庫
ページ数:256ページ
定価:720円(本体)
発行年月日:2021年07月
発売日:2021年07月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FP
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:5X