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ハーレクイン・ロマンス 3597

十二時の鐘が鳴っても

著:ジュリア・ジェイムズ
訳:深山 咲

紙版

内容紹介

大富豪との期限付きの結婚。
不安はただ一つ――彼を愛してしまうこと。

ロザリーは、清掃員をしながら病弱な母との生活を支えてきた。
ところが母亡きあと、サンドロスと名乗る魅惑的な男性が現れ、
故国ギリシアで成功した彼女の父親に頼まれ迎えに来たと告げた。
驚きと喜びに舞いあがるロザリー。だが、初めて対面した父親は
娘を温かく抱擁することもなく、サンドロスと結婚しろと命じた。
彼の名家の血が欲しいからと。打ちのめされるロザリーだったが、
父親の会社との合併を望むサンドロスは便宜結婚を提案してきた。
半年だけ結婚すれば、離婚時に相応の手当を出す、と。
ロザリーは抗えなかった。すでに彼に心を奪われていたから。

ジュリア・ジェイムズによる切ないシンデレラ・ストーリーです。結婚すれば、極貧にあえぐ生活から抜け出せる――。でも、それはロザリーが便宜結婚を承諾した理由ではありませんでした。お金や同情ではなく、愛を求めたロザリーの願いは叶うのでしょうか。

ISBN:9784596135971
出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:664円(本体)
発行年月日:2021年07月
発売日:2021年06月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB