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「嵐」に学ぶマーケティングの本質

著:射場 瞬

紙版

内容紹介

「嵐」は時代を先取りした最強のマーケターだった!

共創、インサイト、ストーリーテリング、デジタル& SNS活用・・・
基本理論も最新理論も、嵐が実践していた。

「嵐ブランド」は顧客のために、顧客とともに。
魅力的なブランドをつくり、顧客(ファン)の熱量を長期に維持する。

【本書のポイント】
マーケティングの基本も最新理論も、「嵐」という1つのブランドで学べる!

2020年に活動を休止したグループ「嵐」を事例に用い、これ1冊あれば今必要とされる最新かつ実践的なマーケティングを学べる本になっています。

嵐を題材にした理由は、マーケティングの基本的な概念も、現在進行形で変化している最新理論も、嵐という1つのブランドでわかりやすく学べるからです。

ブランディングとは何か、マーケティングとは何か、SNS活用を含めたデジタル化にどう対処するべきなのか、顧客(ファン)のインサイトを見極め、共創するにはどうすればいいのか、魅力的なストーリーテリングはなぜ必要か・・・・・・。すべての答が、嵐が実践した活動の軌跡から見つかります。

「嵐のマーケティングやブランディングの本質を理解し、読者の皆さんにその学びをシェアしたい。嵐の細部までこだわった実例から、その考え方、姿勢、センスなどを学び、人
の心を動かせるマーケティングが実行できるようになるとうれしい」(本文より)。

目次

第1章 ブランドとブランディングを「嵐」に学ぶ
●ブランドとは何か?
●ブランディングとは何か? 嵐のブランド、嵐のブランディングとは?
●ブランドを守る、育てるためのキモは何か?
●“嵐ブランド”の定義

第2章 マーケティングを「嵐」に学ぶ
●嵐はマーケティング理論の最適な事例
●マーケティングとは何か? 嵐のマーケティングとは?
●嵐のマーケティング成功のドライバー1
顧客志向と顧客インサイトの理解
●嵐のマーケティング成功のドライバー2
ファンと多様な価値交換を、継続的に実行
●嵐のマーケティング成功のドライバー3
心にメッセージを定着させる、ストーリーテリング

第3章 デジタル活用を「嵐」に学ぶ
●デジタルマーケティングとトリプルメディアとは?
●ペイドメディア重視の戦略における課題とその乗り越え方
●細部まで嵐らしい、オウンド・アーンドメディア活用
●ブランドの危機に顧客の愛を強める

第4章 ブランドの危機に顧客の愛を強める
●第1フェーズ:活動休止発表からの1週間
初動から学ぶ、顧客の愛を生むリスクマネジメント
●第2フェーズ:活動休止までの2年間のマーケティング
ファンとメンバーがつくる、壮大な嵐ストーリー

第5章 最後の一瞬まで「嵐らしく」、ファンのために
●2年間の集大成となった「This is 嵐 LIVE 2020・12・31」
●「嵐らしく」ファンの感動を深めた6つの要因

著者略歴

著:射場 瞬
IBAカンパニー 代表取締役 現在は、米国のデジタル技術やビジネスモデル、マーケティングの最新知見を活用し、企業の事業開発やDX戦略のコンサルティングを行う。マサチューセッツ州立大学にてMA、ニューヨーク大学スターン経営大学院にてMBA取得後、グローバル企業(Colgate- Palmolive、Kraft、American Express、Fila)の米国本社勤務を中心に、約15年間、マーケティングや事業開発のマネジメントを経験。その後、日本コカ・コーラ社マーケティング本部副社長を経て、2010年IBAカンパニー設立。嵐ファンクラブ歴は14年。初参加の07年ライブで魅力にはまり、現在に至る

ISBN:9784296109449
出版社:日経BP
判型:4-6
ページ数:248ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2021年06月
発売日:2021年06月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJS