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角川ホラー文庫

予言の島

一般文庫版

著:澤村伊智

紙版

内容紹介

瀬戸内海の霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が最後の予言を残した場所。
二十年後《霊魂六つが冥府へ堕つる》という――。

天宮淳は、幼馴染たちと興味本位で島を訪れるが、旅館は「ヒキタの怨霊が下りてくる」という意味不明な理由でキャンセルされていた。
そして翌朝、滞在客の一人が遺体で見つかる。しかしこれは、悲劇の序章に過ぎなかった……。

すべての謎が解けた時、あなたは必ず絶叫する。
再読率100%の傑作ホラーミステリ!


装画/緒賀岳志

目次

プロローグ
第一章 警告
第二章 禁忌
第三章 惨劇
第四章 怨霊
第五章 呪縛
エピローグ
解説 霊能者の娘に生まれて

著者略歴

著:澤村伊智
1979年大阪府生まれ、東京都在住。幼少時より怪談/ホラー作品に慣れ親しみ、岡本綺堂を敬愛する。2015年に『ぼぎわんが、来る』(受賞時のタイトルは「ぼぎわん」)で第22回ホラー小説大賞<大賞>を受賞しデビュー。19年、「学校は死の匂い」で、第72回日本推理作家協会賞【短編部門】受賞。他の著作に『ずうのめ人形』『などらきの首』『ししりばの家』『予言の島』『うるはしみにくし あなたのともだち』などがある。巧妙な語り口と物語構成が高く評価されており、エンタメ界の新旗手として期待されている。

ISBN:9784041113127
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:352ページ
定価:680円(本体)
発行年月日:2021年06月
発売日:2021年06月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ