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細胞タウン大冒険

著:清水 洋美
絵:石川 日向
監:石渡 信一

紙版

内容紹介

『細胞タウン大冒険』は、一つの細胞を「街(タウン)」に見立て、細胞内部で何が行われているのか、解説しました。
マンガとイラストを交えながら、小学生にもわかってもらえるよう懇切丁寧に解説しているので、親子で楽しんでいただけます。

私たちの体は、細胞の集まり。
36~37兆個もの細胞が集まってできている。
でも、細胞はレンガのように、ただ集まって体を作っているわけじゃない。
一つひとつの細胞の中には不思議な社会が存在し、いろんなコトを行っているんだ。
細胞一つひとつの内部には、どんな社会が広がっているのだろう?

『細胞タウン大冒険』は、一つの細胞を「街(タウン)」に見立て、細胞内部で何が行われているのか、解説していくよ。
細胞内で働くタンパク質たちが住人として登場し、細胞小器官でさまざまな生活を繰り広げます。
ぼーっとしたり、超多忙になったり、失敗したり。
そんな「細胞タウン」の日常を、コミカルなマンガとイラストでぐぐっと迫ります。

難解になりがちな細胞小器官の働きをとってもわかりやすく、しかもディープに解説。
なので、子どもたちはもちろん、生物系・医療系を勉強しようと思っている方々にもご納得いただける1冊です。

目次

『細胞タウン大冒険』目次

1.「核」 体の設計図がぎっしり!
2.「リボソーム」 タンパク質を作る工場
3.「小胞体」 タンパク質の第二の工場
4.「ゴルジ体」 タンパク質の配送センター
5.「細胞骨格」 細胞タウンの骨組み
6.「細胞膜」 細胞タウンを守るやわらかな壁
7.「ミトコンドリア」 細胞タウンのエネルギー工場
8.「リソソームなど」 細胞タウンの分解工場
9.「細胞分れつ」 2つに分かれる細胞タウン

著者略歴

著:清水 洋美
■著者紹介 清水洋美(しみず・ひろみ) 出版社勤務後、フリーランスの編集者・ライターとして自然科学関連の児童書を中心に、企画・編集・執筆を幅広く行っている。 代表作に『ずかんプランクトン』『ずかん数字』(技術評論社)、『初めて読む科学者の伝記 牧野富太郎』(汐文社)など。
絵:石川 日向
■イラストレーター紹介 石川日向(いしかわ・ひゅうが) 玉川大学文学部卒業後、イラストレーターとして広告、出版で活動中。 絵本なども手がける。 主な著作として『あいうえおもちゃごう』(フレーベル館)などがある。
監:石渡 信一
■監修者紹介 石渡信一(いしわた・しんいち) 元日本生物物理学会会長。理学博士、早稲田大学理工学術院物理学科名誉教授。 専門は生体分子モーターの仕組みと、生体構造形成機構の研究。 編著に『生体分子モーターの仕組み』(共立出版)、「一分子生物学」(化学同人)、『実験生物物理』(丸善)などがある。

ISBN:9784297121815
出版社:技術評論社
判型:B5
ページ数:96ページ
定価:1980円(本体)
発行年月日:2021年06月
発売日:2021年06月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:GBC