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文庫ぎんが堂

怖すぎる実話怪談 亡者の章

著:結城伸夫+逢魔プロジェクト

紙版

内容紹介

恐怖サイトに届けられたありえない体験の数々。
「逢魔が時物語」怪奇選第9弾!!

身投げする者や転落事故が多いことで知られる某沼。ある日、その沼から遺体として引き上げられたはずの男が村を歩いているのが目撃された…(「庭のゾンビ」)。自宅を建てるために購入した土地はおどろくほど格安だった。しかし、ここの住民はよそ者を嫌うのか、その土地についてとにかく不吉なことを口した(「見える聞こえる声」)。――恐怖サイト「逢魔が時物語」に届けられた信じ難い怪異体験の数々。怪談界の語り部たちによる特別寄稿も収録。

目次

【視】
庭のゾンビ/コンクリート擁壁/居候/獲物/鏡幻影/祖父の遺影/天国へのエスカレーター/壁の向こう側/戦友たち/おっかねぇ顔
【聴】
見える聞こえる理由/事件のニュース/夜のジョギング/女子更衣室/母の実家/公園に行こう/「上の者ですが」/乾いた物音
【縛】
障害物/道連れのホーム/夜の雨/てっちゃん/連れて行く/二人の女「発端」/二人の女「結末」
【感】
彫塑の男/香港駐在員の妻/白い固まり/一年間/二畳の小部屋/入れ替わり/ビニール人形/黄憲生君にまつわる二つの話(一)/黄憲生君にまつわる二つの話(二)
【異】
山焼き/百物語のルール/埋立地の会社/野次馬たち/地蔵の涙/何も無い部屋/深夜サイクリング/M林道への報復/脱皮/伐採地の夜/彼岸の山/老僧の奇跡
【特別寄稿】
お姉ちゃん/帰って来た/海を越えて/顔を盗む/許しを乞う人

著者略歴

著:結城伸夫+逢魔プロジェクト
結城伸夫(ゆうき・のぶお)+逢魔プロジェクト
京都府在住。関西大学文学部卒業。大手広告代理店でクリエイティブディレクターとして長年勤務。怪談好きが高じて早期退社し、逢魔プロジェクトを立ち上げる。ネットスタッフ20名と一緒に、怪談プロジェクトを楽しみながら展開中。雲谷斎という名で、「逢魔が時物語」というメルマガ、サイト運営のほか、本とCDの出版、電子出版、イベント出演など、お化けがらみのオモシロ怖い活動を夜な夜な続けている。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など出演、取材多数。

ISBN:9784781672038
出版社:イースト・プレス
判型:文庫
ページ数:272ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2021年06月
発売日:2021年06月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ