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SB新書

子どもの幸せを一番に考えるのをやめなさい

著:陰山 英男

紙版

内容紹介

100ます計算などで、子どもの学力を伸ばすメソッドで定評がある陰山先生。現在は「学力向上アドバイザー」としても活躍されています。40年間「学力、学力」と言い続けてこられた陰山先生が、実は「学力よりも大切なことがある」と仰います。それは幸せを感じる力、「幸福力」。 そのためには「子どもの幸せを一番に考えるのをやめなさい」と、なんとも衝撃的なことを仰います。
子育ての最終ゴールは「我が子が自力で生き抜ける人間になる」こと。そのためには、まず親がその生き方を体現していることが何より大事だと語ります。そう、「子どもの幸せを考えるのは二の次。まずは親自身の幸せを考え、実現しなさい」というのが陰山流子育ての最終結論です。

この本では、まず親自身が、そして子も、子々孫々まで幸せに生き抜くために、まず自分自身が実践すべき12カ条を提唱。
陰山先生ご自身の生き方・子育て、教育者人生を振り返り、具体例とともに12カ条の効果と大事さを説きます。

目次

1カ条 親がときめいてこそ子どもの未来は開ける

2カ条 子どもの幸せを一番に考えるのをやめなさい

3カ条 ミーハーでもいい、思いつきでもいい! 壮大なストーリーを描け

4カ条 道徳は知って、破れ

5カ条 苦しい時こそチャンス、もがいて得たものこそ本物だ

6カ条 人生は「傾向・対策・全集中(徹底反復)」でうまくいく

7カ条 非現実を妄想せよ、現実は後からついてくる

8カ条 読め、メモれ、筋トレせよ

10カ条 貴重なのはお金ではない、時間だ

11カ条 飢えは人生の栄養だ

12カ条 真に生き残るのは変われるもの

著者略歴

著:陰山 英男
1958年兵庫県生まれ。兵庫県朝来町(現朝来市)立山口小学校在職当時、百ます計算やインターネットの活用等により学力向上の成果を上げる。2000年10月にNHKテレビ「クローズアップ現代『学校は勉強するところだ~ある公立小学校の試み~』」で取り上げられ、大きな反響を呼ぶ。公募により2003年4月から広島県尾道市立土堂小学校の校長に就任。以降、「基礎・基本の徹底」と「早寝・早起き・朝ごはん」に代表される生活習慣の改善による学力向上運動に取り組む。「百ます計算」に代表される「徹底反復シリーズ」は累計800万部超のベストセラーに。2006年4月から立命館大学教育開発推進機構教授。2017年3月退職後、教育クリエイターとして活躍中。全国各地で学力向上アドバイザーを務める。一般財団法人基礎力財団理事長。NPO法人日本教育再興連盟代表理事。徹底反復研究会代表。2021年度より、これまでの実践の総まとめとなる、オンライン学習システム"K-GYM"をリリースする。

ISBN:9784815610302
出版社:SBクリエイティブ
判型:新書
ページ数:248ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2021年06月
発売日:2021年06月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN