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美術は宗教を超えるか

著:宮下 規久朗
著:佐藤 優

紙版

内容紹介

聖画に神は宿るのか――。西洋美術作品はもともと「読む聖書」として普及された。その後、偶像崇拝が禁止される歴史がある一方で、美術作品として広く鑑賞されるものに変わった面もある。作品を理解することは信仰や祈りに通じるだろうか。美術と宗教のあいだにある本質を歴史と信仰から探究する対談。49作品をカラー掲載。

宗教は信仰する人にとって絶対的なものであり、美術よりも強力だといえるが、言葉によらない美術は個々の宗教を超えた普遍性を持っており、より広く開かれている。美術は誰にでも親しめるものだが、それを支えているのが宗教である。(はじめに 宮下規久朗)より

イコンそのものを崇拝する、聖書のテキスト、あるいはそこから派生した理論的に精緻な神学を崇拝することは、キリスト教が厳しく禁じる偶像崇拝だ。美術や神学を通して、その背後に確実に存在する神を想うことが、キリスト教的に正しいアプローチなのだ。(おわりに 佐藤優)より

著者略歴

著:宮下 規久朗
美術史家。神戸大学大学院人文学研究科教授。
著:佐藤 優
作家。元外務省主任分析官。

ISBN:9784569849447
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:2250円(本体)
発行年月日:2021年05月
発売日:2021年05月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AGA