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マンガでわかる解剖生理学

監:坂井 建雄

紙版

内容紹介

解剖生理学は、解剖学(人体のしくみ)と生理学(はたらき)がひとつになった学問。
看護師や、介護士、理学療法士など、人のカラダに関わる人にとって現場で役立つ解剖生理学を、監修の坂井先生が解説。看護師の国家試験の試験範囲に対応しているので、基礎固めにも最適。

・看護師や、介護士、理学療法士など、人のカラダに関わるすべての人に。
・人体の構造と機能を、マンガとイラストで丁寧に解説!
・ホルモンや細胞など理解しにくいテーマも、キャラ化することでわかりやすく。
・看護師の国家試験の試験範囲に対応!試験対策の最初の一冊に。

目次

PROLOGUE
解剖生理学基本のキ
人体の構造を知る
人体の素材を知る
人体の機能を知る

第1章 生命を維持する「植物性機能」
【循環器系】
●血液は約1分で全身を一周する
●心臓の音は「ドッ」「クン」のふたつでできている

【呼吸器系】
●鼻腔は空気を温めてうるおすための場所
●肺は自力で膨らんだり縮んだりできない

【消化器系】
●人の体は1本のトンネルのようなもの
●胃は一時的な貯蔵庫。なくても生きていける

【泌尿器系】
●1日につくられる尿の量は体重の約3倍

第2章 生命を調節する「情報管理機能」

【内分泌・神経系】
●水に溶けるホルモン、溶けないホルモン
●ストレスに負けないホルモンたち

【免疫系】
●私たちはウイルスや細菌と一緒に暮らしている
●抗原と抗体は鍵と鍵穴の関係?

【体内環境を守る】
●顔が青白くなるのはなぜ?
●食べたものは代謝によりエネルギーになる

【生殖器系】
●胎盤が胎児と母体をつないでいる


第3章 生命を活用する「動物性機能」
【神経系】
●情報は「興奮」によって伝わっていく
●脳・脊髄は体液の中に浮いている
●脳には地図があって「こびと」もいる

【感覚器系】
●外からみえている耳は全体のごく一部
●「辛い」は味覚に含まれない

【骨格系と筋系】
●骨は力が加わることで強くなる
●自分の意思で動く筋肉は骨格筋だけ

著者略歴

監:坂井 建雄
順天堂大学医学部教授。1953年大阪府生まれ。大阪府立天王寺高校卒。 1978年東京大学医学部卒業後、東京大学医学部解剖学教室助手を経て、 1984~86年に西ドイツ、ハイデルベルク大学に留学。 1986年東京大学医学部解剖学教室助教授、1990年に順天堂大学医学部解剖学第1講座教授。 現在は解剖学・生体構造科学講座の教授を務める。 解剖学の学習に不可欠な解剖学の教科書・図譜を多数手がけ、 『プロメテウス解剖学アトラス』全3巻(監訳、医学書院)、 『カラー図解 人体の正常構造と機能』第3 版(総監修、日本医事新報社)、 『解剖実習カラーテキスト』(医学書院)、『標準解剖学』(医学書院)、 『カラー図解 人体の細胞生物学』(日本医事新報社)など、 多くの著書は明快でわかりやすい解剖学書として高い人気を集めている。 医史学にも造詣が深く、『からだの自然誌』(東京大学出版会)、 『人体観の歴史』(岩波書店)などを著し、日本医史学会理事長を務めている。 監修書に『マンガでわかる人体のしくみ』(池田書店)、 『マンガでわかる細胞のはたらき』(池田書店)など。

ISBN:9784262155746
出版社:池田書店(新宿区)
判型:A5
ページ数:256ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2021年05月
発売日:2021年05月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD