こそあどの森の物語
こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ
著:岡田 淳
紙版
内容紹介
この森でもなければ、その森でもない、あの森でもなければ、どの森でもない、「こそあどの森」。
トワイエさんから借りた本に挟まっていた、トワイエさんが子どものころの写真。いつどこで撮ったもの? スキッパーは話を聞かせてもらいます。そして、次はトマトさん、ギーコさん、ポットさん、スミレさん……こそあどのおとなたちの家をまわって聞かせてもらう話は、とっても不思議で、しかも、いまのトマトさんたちにとって大切な話ばかり。「こそあどの森の物語」全12巻の番外編として書き下ろされた初の短編集です。
目次
そんなことがはじまったわけ/トワイエさんの話・図書館で体験したおかしな世界のこと/トマトさんの話・料理がとくいになったわけ/ギーコさんの話・お気に入りの木で出会ったひとたちを忘れないことについて/ポットさんの話・風船男がふくらむために必要なこと/スミレさんの話・森のおばあさんに教えてもらったこと/帰り道で