出版社を探す

こそあどの森の物語

こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ

著:岡田 淳

紙版

内容紹介

この森でもなければ、その森でもない、あの森でもなければ、どの森でもない、「こそあどの森」。
トワイエさんから借りた本に挟まっていた、トワイエさんが子どものころの写真。いつどこで撮ったもの? スキッパーは話を聞かせてもらいます。そして、次はトマトさん、ギーコさん、ポットさん、スミレさん……こそあどのおとなたちの家をまわって聞かせてもらう話は、とっても不思議で、しかも、いまのトマトさんたちにとって大切な話ばかり。「こそあどの森の物語」全12巻の番外編として書き下ろされた初の短編集です。

目次

そんなことがはじまったわけ/トワイエさんの話・図書館で体験したおかしな世界のこと/トマトさんの話・料理がとくいになったわけ/ギーコさんの話・お気に入りの木で出会ったひとたちを忘れないことについて/ポットさんの話・風船男がふくらむために必要なこと/スミレさんの話・森のおばあさんに教えてもらったこと/帰り道で

著者略歴

著:岡田 淳
1947年兵庫県に生まれる。神戸大学教育学部美術科を卒業後、38年間小学校の図工教師をつとめる。1979年作家デビュー。『放課後の時間割』で日本児童文学者協会新人賞、『雨やどりはすべり台の下で』で産経児童出版文化賞、『学校ウサギをつかまえろ』で日本児童文学者協会賞、『扉のむこうの物語』で赤い鳥文学賞、『星モグラサンジの伝説』で産経児童出版文化賞推薦、「こそあどの森の物語」シリーズ(全12巻)1〜3の3作品で野間児童文芸賞、国際アンデルセン賞オナーリスト選定。他に『二分間の冒険』『図書館からの冒険』、絵本に『ネコとクラリネットふき』、マンガ集『プロフェッサーPの研究室』、エッセイ集『図工準備室の窓から』などがある。

ISBN:9784652204290
出版社:理論社
判型:A5
ページ数:224ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2021年04月
発売日:2021年04月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ