五行歌集 奏
著:高原 郁子
紙版
内容紹介
これらは、自然体で書いたからこそ、自然で完璧で過不足がないというものになっている。本来、詩歌は彼女のように、作らないで「叫ぶ」ものかもしれない。出てくるものが詩なのであって、作ったものは詩ではないというのが、彼女の考えで、確かにこれらの歌は、それ以外の方法では出てこないような気がする。
私は、こういう人のために、「五行歌」という自然体の詩型を作ったのかもしれない。
(草壁焔太跋文より)