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徳間文庫

下町不思議町物語

著:香月 日輪

紙版

内容紹介

優しさと温かさが溢れる
不思議が当たり前に隣にある
そんな物語はいかがですか?

小学六年生の直之は、西の方から引っ越して来た転
校生。病気のせいで体が小さくても、方言をからか
われても、母親がいなくて厳しいおばあちゃんに辛
くあたられても、明るく挫けない。その元気の秘密
は、路地の向こうにあった。大都会のすぐとなりに
ある昔ながらの不思議な下町で、師匠とその怪しい
仲間が温かく迎えてくれるから――。
少年の成長を描いた、癒しと再生の物語。


〈目次〉

1 直之と師匠と不思議町
2 路地の向こうに
3 お化け屋敷にて
4 不思議町の仲間たち
5 破られたもの
6 「となりのトトロ」のように
7 修繕屋(リペアラー)におまかせ

解説 令丈ヒロ子

著者略歴

著:香月 日輪
和歌山県生まれ。『ワルガキ、幽霊にびびる!』(日本児童文学者協会新人賞受賞)で作家デビュー。『妖怪アパートの幽雅な日常1』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。他に「大江戸妖怪かわら版」シリーズ、「僕とおじいちゃんと魔法の塔」シリーズ等、多数の人気作を放つ。2014年12月逝去。

ISBN:9784198946418
出版社:徳間書店
判型:文庫
ページ数:192ページ
定価:600円(本体)
発行年月日:2021年04月
発売日:2021年04月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ